高齢者本人による在宅福祉サービスの評価 文教学院大学専任講師 早坂聡久、他(2003.09 厚生の指標)
【概要】
本研究は、在宅福祉サービスを利用する要援護高齢者を対象に、高齢者本人が在宅福祉サービスをどのように評価しているのかを調査し、利用者評価と関連要因についての分析と今後の在宅福祉サービスのあり方について検討することを目的とした。高齢者本人による主観的評価について、9項目からなる設問により測定した。その結果、在宅福祉サービスを利用することで、安心感や日常生活の張り合いなどの心理的な評価項目が高評価を得る傾向がみられた。また、友人・知人などの介護協力者や近隣からの協力が得られている場合や、高齢者本人が自立意欲や外出意欲をもっている場合に評価スコアが有意に高くなった。
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