〈会場の状況〉
9月15日(日)、10時半から、西部障害者福祉会館(八幡西区黒崎3-15-3 コムシティ5階) 料理講習室・工芸室にて、第6回さろん「憩い」を開催しました。今月のメニューは、ちらし寿司、ゴーヤのごま味噌炒め、梨、ぶどうと吸い物でした。ゴーヤには、ビタミン類やカルシウム、カリウム、マグネシウム等、身体に良いとされる多くの栄養素が含まれているといわれており、高齢者の栄養補給には必要な食品とされています。食事が終了し13時からは、亡くなられた高橋英二さんの活動記録写真が展示された部屋で、「認知症ご本人との交流会」を開催しました。まず、産業医科大学病院認知症医療疾患センター 馬場典枝先生のお話しが30分程度あり、引き続いてご本人:沼田賢一郎さんを囲んでグループに分かれて、ご家族:沼田眞由美さんを仲間の一員にして、沼田さんや松尾さん等の体験談から「家族の対応で症状の戻りが良かったこと」や「何か聞きたいこと」等について話し合い、30分程度交流しました。今回のさろん「憩い」を企画・運営された本会理事 卜蔵百合子さんからラインを通じて、「大牟田市へギター片手に認知症ご本人ウオークに行き、故高橋英二さんのギター伴奏によって丹野智文さん、竹内裕さん、中村茂信さん、福田人志さん等とステキな声で合唱されたことを今でも懐かしく思い出されます。故高橋英二さんのご冥福を謹んでお祈りします。」そして当日参加された本会理事 沼田眞由美さんからも「高橋英二さんからのバトンしっかりと繋いで行きたいです。英二さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。」とのメールが送られてきています。故高橋英二さんはご自分が認知症になっていることに気付いたこと等をギター弾き語りによって「認知症」について私達に分かりやすく教えて戴きました。故高橋英二さんから沼田賢一郎さんに見事に繋がったようですね。
皆さん、お疲れさまでした。