若年性認知症がある人々が社会参加することの意味:参与観察および当事者と支援者への面接調査の分析から 藤田医科大学保健衛生学部看護学科 中畑ひとみ、他(2022.日本看護研究学会雑誌 44(5).735-747)
【概要】
生活上の支障を抱えながらも若年性認知症者が社会参加することがどのような意味を持つのかを当事者や支援者双方の捉え方を通して明らかにする必要があると考え、当事者および支援者への参与観察と半構成的面接を実施した。その蹴った、若年性認知症者にとって社会参加は、発信することで役に立つという新たな役割を担い、希望を持ち続けるという意味があり、身近な人々とは、相手を気遣い協力し合う関係をつくり、他者との交流を励みとしお互いに後押しするという意味を持っていた。
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